2007年 ~「2度目」のブエルタ総合優勝~
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「デニス・メンショフ」の記事における「2007年 ~「2度目」のブエルタ総合優勝~」の解説
2007年はカタルーニャ一周の第7ステージ(アルカリススキー場への山岳TT)で優勝したほか総合でも3位に入り、ポイント賞も獲得。ドーフィネ・リベレでも総合4位に入って好調をアピールしていた。しかしツール・ド・フランスでは思ったような活躍ができず、第8ステージでチームメイトのミカエル・ラスムッセンがステージ優勝し、マイヨ・ジョーヌを着たことを受け、アシストに回ることになる。さらにそのラスムッセンがドーピング検査において虚偽報告をしていたという理由でチームで第17ステージ前に解雇されたのを受け、モチベーションを失ったメンショフもリタイアすることになった。 しかしブエルタ・ア・エスパーニャではタイムトライアルの第8ステージで好走してライバル達に差をつけると、山岳ステージの第9ステージでレオナルド・ピエポリに続き2位にとなって総合トップに立ち、同じく山岳ステージである次の第10ステージ(春のカタルーニャ一周と同じアルカリススキー場)ではステージ優勝した。その後の山岳ステージでもカルロス・サストレらのライバルたちのアタックに冷静に対処し、決してタイム差をつけられない、という、かつてのミゲル・インドゥラインを思わせる走りで総合トップの位置を守り切り、「2度目」の総合優勝を果たした。
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