2007年 トップ100位入り
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「ファビオ・フォニーニ」の記事における「2007年 トップ100位入り」の解説
転向後暫くは下部大会での下積みが続いたフォニーニであったが、2007年から本格的にツアーレベルの大会に挑戦するようになり、2007年全仏オープン男子シングルスで予選を勝ち上がりグランドスラム大会初出場を果たす。1回戦では世界ランク35位のフアン・モナコと対戦、世界ランク191位のフォニーニは最初の2セットを奪う活躍を見せるも3セット目以降はモナコに逆転され、結局6-3, 6-2, 1-6, 2-6, 4-6のフルセットで惜敗した。予選を勝ち上がり出場した7月のオーストリア・オープンシングルスでは1回戦でフアン・パブロ・ブジェジツキ(英語版)を6-4, 6-3のストレートで破りツアーシングルス初勝利を挙げ勢いに乗ると、2回戦では第16シードのヴェルナー・エシャウアー(英語版)を4-6, 6-4, 7-5のフルセットで下し、アンドレアス・セッピとの3回戦まで進出。続いて予選を勝ち上がり出場したロジャーズ・カップでも2回戦で大会13シード、シングルス世界ランク14位のアンディ・マリーを6-2, 6-2のストレートで下す番狂わせを演じ、世界ランク1位の第1シードロジャー・フェデラーとの3回戦まで進出した。この年は他にも9月のキングフィッシャー航空テニス・オープンシングルスでも2回戦に進出した他、下部ツアーのATPチャレンジャーツアーでもシングルスで3度の準優勝、ダブルスで1度の準優勝を挙げる活躍で、シングルス年度末ランクも前シーズン終了時の247位から94位まで急上昇させ、以降ツアーレベルに定着するようになる。また、シーズン後半にはスペインの元プロテニス選手オスカー・セラーノ(英語版)と新たにフルタイムコーチ契約を結び、以降セラーノの指導を受けるようになる。
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