2001年福岡世界水泳
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「山野井智広」の記事における「2001年福岡世界水泳」の解説
この大会で山野井はそれほど下馬評は高くなくメダルの候補には挙げられていなかった。22日の予選では22秒75を出しまずまずの記録を出し通過。同日に行われた準決勝ではその組で5位となるも22秒37の日本記録を0秒27も更新するタイムで決勝に進出した。翌23日の決勝では8コースだったが素晴らしいスタートを見せそのままゴール。南アフリカ共和国のローランド・スクーマンと同タイムの3位となり1960年ローマ五輪の山中毅以来41年ぶりの男子自由形のメダルを獲得した。 この結果は「小柄な日本人には自由形は無理」と思われていただけに日本中を驚かせた。またこのレースで山野井は前日に自らが樹立した記録をさらに0秒19更新する日本新記録を樹立した。2日にわたって大幅に記録を更新したことで山野井の評価は一気に高まった。
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