1992年川崎市案
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 19:47 UTC 版)
「川崎縦貫高速鉄道」の記事における「1992年川崎市案」の解説
運輸政策審議会答申第7号に位置づけられた「新百合ヶ丘駅から武蔵野南線への接続線」を「新百合ヶ丘駅 - 田園都市線との接続駅 - 梶ヶ谷貨物ターミナル駅」の区間、「武蔵野南線の旅客線化」を「梶ヶ谷貨物ターミナル駅 - 武蔵小杉駅」の区間とした。武蔵野南線の規格に合わせるため、軌間は1067mm。武蔵小杉駅より東については、新鶴見操車場跡地の小倉跨線橋付近に横須賀線の新駅(新川崎地区新駅)を設置し、武蔵野南線経由で新川崎地区新駅に乗り入れる構想だった。 また、7号答申に位置づけられた羽田アクセス線改め神奈川東部方面線のうち、川崎 - 新横浜間を新川崎地区新駅経由とし、新川崎地区新駅 - 川崎間を先行建設する構想と、川崎駅において神奈川東部方面線と京急大師線の相互直通運転を行う構想も公表していた。すなわち、新百合ヶ丘から武蔵野南線への接続線、武蔵野南線の旅客化、新川崎地区新駅、神奈川東部方面線の先行建設区間、京急大師線の連続立体交差化をつなぎ合わせて川崎市内を縦貫する構想であった。 路線データ区間:新百合ヶ丘 - 武蔵小杉初期整備区間:新百合ヶ丘 - 田園都市線接続駅 2期整備区間:田園都市線接続駅 - (梶ヶ谷貨物ターミナル駅で武蔵野南線に乗り入れ) - 武蔵小杉 路線距離:約16km初期整備区間:約8km 2期整備区間:約8km 駅数:未公表。ただし駅間隔1 - 2km。 軌間:1067mm 複線区間:全線複線 電化区間:全線(直流1500V) 集電方式:架空線方式 設置駅公表されていたもの:新百合ヶ丘駅、梶ヶ谷貨物ターミナル駅、武蔵小杉駅 田園都市線接続駅を設置するが、具体名は未公表。 その他に1 - 2km間隔で駅を設置。 建設事業費:約3600億円初期整備区間:約2400億円 2期整備区間:約1200億円
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