1980年-1984年:バレーラ時代
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「カタルーニャ共和主義左翼」の記事における「1980年-1984年:バレーラ時代」の解説
1980年3月20日に内戦後初めてのカタルーニャでの民主的選挙である州議会選挙(スペイン語版)が行われた。ERCは240,871票を獲得、カタルーニャ自治州議会で14議席を得た。党首アリベルト・バレーラに率いられたERCはカタルーニャの政治で第5勢力という結果に終わったが、集中と統一(CiU)の自治州首相候補ジョルディ・プジョル(スペイン語版)にとって自治州首相に指名されるために、その14議席はカギとなった。ERCの支持を得、プジョールは州首相に就任したが、ERCは州政府に加わらずCiU単独で政権を担った。 1982年10月28日の総選挙では獲得票数は138,118で、国会で再び議席を確保することはできなかった。 1984年の州議選(スペイン語版)はERCには厳しい結果となることが予想された。州議会で第5党の位置は維持したものの、カタルーニャ民族主義を旗印として打ち立てたCiUに票が流れ、大きく票を減らした(得票は前回の約半分の126,943票)。アリベルト・バレーラ率いるERCは14議席から5議席へと後退し、絶対多数を確保したCiUに対して政治的力を大きく喪失した。
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