1908年モデルおよび1911年モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/14 07:32 UTC 版)
「王立バイエルン邦有鉄道PtL2/2型蒸気機関車」の記事における「1908年モデルおよび1911年モデル」の解説
1908年から1909年にかけて、クラウスは29両を納入した。これは従来型の外部に配置された機構で車輪を駆動するようにされていたが、車軸の間におかれたジャック軸を介して駆動することは変わらなかった。4507 - 4535の番号を与えられた。この動力機構の配置により、水タンクをボイラーの下部に収めることができ、貫通路に余裕を持つことができた。 1910年にプロイセン邦有鉄道がこの形式の機関車を3両購入してプロイセン邦有鉄道T2型蒸気機関車(ドイツ語版)とし、アルトナ6081号、6082号、エルバーフェルト6041号として配置した(T2型には形態の異なる車両が混在している、この3両は表内に含められていない)。 1911年と1914年に、さらに9両と4両に分けて2回の納入が王立バイエルン邦有鉄道に対して行われ、4536号から4548号となった。これらの機関車では、ジャック軸はなくなり軸距は3,200 mmから2,700 mmに短縮された。1909年までに製造された機関車に比べると、全長も短くなり重量も軽くなった。 ドイツ国鉄はこれらのうち22両を引き継いで、98 301 - 98 322とした。このうち9両が最初のジャック軸付の車両であった。
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