18番地:ベーレンミューレ集合住宅
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「オペルンガッセ (ウィーン)」の記事における「18番地:ベーレンミューレ集合住宅」の解説
18番地はウィーンツァイレ右岸通り(1A番地)との間に挟まれた狭い三角形の土地で、1937年から1938年にかけて建築家のハインリヒ・シュミットとヘルマン・アイヒンガーの設計で建てられたベーレンミューレ集合住宅がある。特徴としては、半円形の張り出し構造、通常よりも高さのある建築、バロック・リザリート装飾風に突き出した壁面が挙げられる。壁面に飾り付けられた石のレリーフ画は熊との格闘の伝説を描いたもので、かつてこの地にあったベーレンミューレ(「熊の水車」)の呼称はこの伝説に由来する。この土地に1794年から1856年まで立っていた住居には作家のイグナーツ・フランツ・カステッリが暮らしていた。1937年、オペルンガッセからこの住宅敷地内を通ってウィーンツァイレ右岸通りとナッシュマルクトへ抜ける通路として、ベーレンミュール・ドゥルヒガング通路が設置された(1913年の時点ではベーレンミュールガッセ通りとして計画されていた)。オペルンガッセを挟んでその反対側はレッセルガッセ通りがヴィードナーハウプトシュトラーセ通りまで通っている。
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