1000・1100番台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 11:02 UTC 版)
「JR九州813系電車」の記事における「1000・1100番台」の解説
1000番台・1100番台は、これまで搭載していたGTOサイリスタが製造中止となったため、東芝製のIGBT素子を使用した主変換装置に変更された。整流装置もサイリスタ位相制御からPWMコンバータ制御に変更された。引張力不足の対策として主変換装置は2台搭載している。また、モーター制御方式も1C1M構成から1C2M構成に変更されている。これに伴いブレーキ制御方式が電気指令式遅れ込め制御方式に変更されている。ブレーキ装置は低価格化とメンテナンスの省力化が図れ、高い信頼性と保安度のある回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっている。主変圧器も3次1巻線から2次2巻線タイプに変更されている。これに伴い消費電力については大幅に改善された。
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