1/96スケール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/17 09:56 UTC 版)
「1/100スケール」の記事における「1/96スケール」の解説
ヤード・ポンド法を使用するイギリスやアメリカでは、1/100よりむしろ1/96の方が主流と言え、数は多くないもののいくつかのメーカーから飛行機や帆船などのプラモデルが発売されている。1950年代の半ばにイギリスのVulcanが1/96スケールの第二次世界大戦機のキットを5点程発売し、1957年には同じくイギリスのEagleがその金型を買収し、自社開発分も含めて10点程のキットを発売していた。イギリスのフロッグは1950年代後半から1960年代にかけて、1/96スケールの爆撃機や旅客機を10数点発売している。その一部はフロッグの倒産後ソビエトのノボに売却され、後に旧ソビエト・東欧圏の複数のメーカーから再発売が繰り返されている。また、アメリカのレベルもH-16ヘリコプターやアポロ宇宙船、サターンVロケットなどを製品化しており、リンドバーグからもイギリスの爆撃機などが発売されている。レベルとリンドバーグは、大型の帆船も製品化している。 鉄道模型では1930年代に1/96を採用した「Eゲージ」がアメリカで生産されていたが、HOゲージやOOゲージとの競合に敗れて姿を消した。
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