1.1版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 07:42 UTC 版)
ガイド星星表の最初の改訂版は、1992年に発行された。ヒッパルコスのミッションのために、Hipparcos/Tycho国際コンソーシアムは、入手しうる11等級までの全ての恒星のデータを集めてTycho Input Catalogを作成した。このカタログからガイド星星表に明るい恒星のデータを加えることで、ガイド星星表は、限界光度までの全天の完全なカタログとなった。さらに、ハロの周りや明るい恒星の回折像等のアーティファクトによる偽天体が多く同定され、報告された多くの誤りとともに修正された。3等級以下の南半球の明るい恒星を中心とした多くの天体写真板が現像され、カタログに追加された。この版は、ハッブル宇宙望遠鏡のサイクル15までの運用に用いられた。
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