京千二百年【キョウセンニヒャクネン】(野菜)
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登録番号 | 第4719号 |
登録年月日 | 1995年 9月 14日 | |
農林水産植物の種類 | かぶ | |
登録品種の名称及びその読み | 京千二百年 よみ:キョウセンニヒャクネン |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 9月 17日 | |
品種登録者の名称 | 京都府 | |
品種登録者の住所 | 京都府京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 伊藤寿美子 稲葉幸司 福西務 水音治郎 田中康久 神原嘉男 片岡光信 田中正彦 西野寛 植村則大 小倉孝保 上西健二 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は「スグキナ在来種」にスグキナ型根こぶ病耐病性系統を戻し交雑し,その後,系統選抜した固定品種で,草姿がやや立ち,葉の大きさは中で,早晩性がやや早の,根こぶ病抵抗性の高い漬物用品種である。 草姿はやや立,葉数は中,葉色は緑,葉の色素は無,大きさは中,葉形はややへら形,葉縁の切れ込みは浅欠刻,葉質は軟,毛じの多少及び葉柄又は中肋の色素は無,幅は太である。根重はやや大,根形は長円錘,根色(基本色)は乳白,根色(補充色)は無,根の肉色は乳白である。抽根性は中,早晩性はやや早,す入り及び抽だい性は中,根こぶ病抵抗性は高である。 「酸茎菜」と比較して,葉の大きさが小さいこと,葉縁の切れ込みが浅欠刻であること,早晩性がやや早であること,根こぶ病抵抗性が高いこと等で,「スグキナ在来種」と比較して,葉の大きさが小さいこと,根こぶ病抵抗性が高いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和56年に出願者の研究所(京都府亀岡市)において,スグキナ在来種に野菜・茶業試験場から導入したスグキナ型根こぶ病耐病性系統を6回戻し交雑を行い,62年から系統選抜を行いつつ特性及び漬け物加工適性検定を実施し,平成3年,目標とする特性を有しているのを確認して育成を完了した。 なお,出願時の名称は「京スグキナ」であった。 |
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