HIV-2
【概要】 HIV-2型は西アフリカ地域と、交流が深いヨーロッパで発見される第2のエイズウイルス。HIV-2の遺伝子配列は猿のエイズウイルスであるSIVに近い。アメリカでは供血者で数十人がみつかったが、いずれも西アフリカに関連がある人たちであった。
【詳しく】 日本では1993年初めに東アジアの男性旅行者とアフリカからの留学生から検出された。現在実施されている通常のスクリーニング検査ではHIV-1とHIV-2の両方の抗体を検出することができる。日本人の感染者はまだ確認されていない。

HIV-2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:12 UTC 版)
「ヒト免疫不全ウイルス」の記事における「HIV-2」の解説
HIV-2感染は地域性があり、西アフリカ地域に集中的に認められ、ほかの地域での感染は低く、日本でも報告されている感染者はまだ数名である。A - Gの7のサブタイプに分類される。また構造的にNNRTIに耐性である。
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