36番(36ゲージ・36GA)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/14 07:37 UTC 版)
「散弾銃」の記事における「36番(36ゲージ・36GA)」の解説
口径が1/36ポンドの鉛球に相当する直径12.8ミリ(約0.506インチ)の実包を使用するもの。黒色火薬の時代に使用された真鍮ケースの規格で、現在ではほとんど使用されていない。実際に英国以外の欧州諸国で製造された36ゲージ薬莢は、その多くが「口径12mm、インチでは.410インチとして表されるが、後発の410番とは互換性がない」という状況が状態化しており、後世の分類上の混乱を引き起こしていた。旧式の村田銃でも用いられた番径であるが、日本の旧JIS規格上は口径が11.3ミリとなっており、英国規格とも欧州で流通した36ゲージ薬莢とも異なっている。
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