1次キャッシュとは? わかりやすく解説

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いちじ‐キャッシュ【一次キャッシュ】


1次キャッシュ

読み方いちじキャッシュ
別名:L1キャッシュレベル1キャッシュプライマリキャッシュ
【英】lebel 1 cache

1次キャッシュとは、キャッシュメモリのうち、CPU内部設置され最初に読み込まれメモリのことである。

メインメモリ処理速度CPU比べて遅いため、処理全体遅延させやすい。そこで、比較高速キャッシュメモリ用意され遅延低減図られる。よく使用するデータキャッシュメモリ保持しておき、メインメモリを読む前にキャッシュメモリ読ませることで、メインメモリアクセスする機会を減らすことができる。1次キャッシュはCPUチップ組み込まれており、非常に高速アクセスできる。

1次キャッシュは高速処理を実現するが、コスト上の制約などから大容量化が難しいという側面持っている。そのため、1次キャッシュよりも低速だが大容量化が用意キャッシュメモリ2次キャッシュ)を用意し、1次キャッシュにデータがなかった場合は、2次キャッシュ読み行かせることで、メインメモリアクセスするよりも高速な処理ができるようしている

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