黒駒関
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/08 08:39 UTC 版)
ウィキソースに真下家所蔵文書の原文があります。 黒駒関は八代郡黒駒(笛吹市御坂町黒駒)に位置する関所。御坂峠を越え国中地方と郡内の境界に位置する関所で、富士信仰の高まりとともに富士山に向かう旅人から通行料などを徴収したと考えられている。戦国時代には武田信玄がここの関銭10貫文を富士山中宮浅間社の修繕のために寄進している。『真下家所蔵文書』によれば、天文17年(1548年)4月には武田家の足軽大将・山本菅助(勘助)が関銭100貫を宛行われている。 江戸時代には関所自体は廃止されたものの、代わりとして口留番所が設けられ、通行人の監視などが行われていた。
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