黄金清水
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 00:45 UTC 版)
旧社地である四坊高坂町にある湧水黄金清水は、奈良時代、この地方が大干ばつに見舞われた時、国造(くにのみやつこ)が雨乞いのために当社に籠(こも)った。すると、37日目の満願日に霊水が湧き出して人民は救われた。人々は神に感謝し、供え物をしようと思いましたが、長く続いた旱魃(かんばつ)のため供える物がなかなか見つからず、たまたま干天下(かんてんか)にも自生していた生姜を捧げた。これが毎年6月15日に行われる、全国に類例のない「しょうが祭り」の起こりである、遠く江戸時代には、加賀・越中・能登の料理店主はすべてお参りしたといい。また、生姜の薬効から医薬の神としての信仰も篤く、薬師(くすし)も多く参詣したと伝えられ、現在もその趣旨は多くの人に受け継がれている。
※この「黄金清水」の解説は、「波自加弥神社」の解説の一部です。
「黄金清水」を含む「波自加弥神社」の記事については、「波自加弥神社」の概要を参照ください。
- 黄金清水のページへのリンク