麦飯石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/02 07:46 UTC 版)
麦飯石(ばくはんせき)とは、石英斑岩の一種である。暗黒色の石基の中に白い石英の斑晶が浮かぶ姿が麦飯に見えることから名付けられた。古くから皮膚病を治す漢方薬として用いられてきたが、戦後、国内でも産出され、健康器具や健康グッズの材料として利用されるようになり、マルチ商法にも利用された。
- ^ 李時珍. 本草綱目/金石之四. - ウィキソース.
- ^ 李時珍. 本草綱目/金石之四#.E9.BA.A5.E9.A3.AF.E7.9F.B3. - ウィキソース.
- ^ 石川勝美, 岡田芳一, 中村博、「麦飯石の理化学的特性について」 『農業機械学会誌』 1995年 57巻 2号 p.51-56, doi:10.11357/jsam1937.57.2_51
- ^ 地球環境・麦飯石研究所 工学博士増田重雄HP
- ^ マルチ商法で失速した“魔法の石” - 東京スポーツ
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