鷺山(さぎやま)1769の2(岐阜市)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 03:20 UTC 版)
「地図混乱地域」の記事における「鷺山(さぎやま)1769の2(岐阜市)」の解説
岐阜駅より北側、長良川を越えた向こうに位置する。正木川と幅の広い二車線道路(現版の時点で名称不明)に挟まれた、若水町公民館の周囲に弓状の土地を持つ39000平方メートルの住宅街は、岐阜市が1950年に住宅を作った時、住所の整理をしなかったので、250世帯近くの住所が「鷺山1769の2」となり、2018年の時点で「日本一同じ番地の住宅が多い地区」だった。 これに対し住民は「白鷺町」「玉川町」など非公式な(つまり公的書類では使えない)独自の町名を6つ使い、配達先や表札に使用。区画が碁盤目状という道のわかりやすさもあり、同一番地の問題はある程度カバー出来ていた。 しかし配達物や緊急自動車の問題も挙げられ、市は2014年頃から自治会と話し合うなど対応を検討してきたが、結局登記上の番地を1769の2のまま、周囲も併せた約380世帯の「鷺山南地区」に対して、街区符号を「南○番」とする住居表示を2019年2月4日に実施。住所の表記は「鷺山南○番○号」となり、住居表示街区案内板の除幕式も行われた。なお、この鷺山南地区の周囲は東西南北すべて住居表示未実施の「鷺山」のままである。
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