鴻龐氏と雄王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 08:15 UTC 版)
文郎国は鴻龐氏(中国語版)(ホンバン氏、Hồng Bàng Thị)という氏族が治めたとされ、雄王(英語版)(フンヴォン、称号であり固有名ではない)と呼ばれる代々の支配者によって統治されてきた。伝説によれば、中国神話に見られる炎帝神農の3世孫である帝明(ベトナム語版)の子、禄続(Lộc Tục)が南方に封じられて赤鬼国(ベトナム語版)を治め(涇陽王)、涇陽王と洞庭君の娘の間に崇纜(スンラム、貉龍君、雒龍君、駱龍君とも)を生んだ。貉龍君(ラク・ロン・クァン)と天仙の女子・嫗姫(英語版)の間に百越の元となる100人の子が(伝説では卵から)生まれ、その中の長男である支艮が雄王の名を受けた(雄麟王(英語版))。初代雄王は現在のベトナム人の間では建国者としての扱いを受けている。
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