鳥取民藝美術館とは? わかりやすく解説

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鳥取民藝美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/13 05:43 UTC 版)

鳥取民藝美術館
施設情報
専門分野 民芸
事業主体 公益財団法人鳥取民藝美術館
開館 昭和24年
所在地 680-0831
鳥取県鳥取市栄町651
位置 北緯35度29分46.1秒 東経134度13分37.7秒 / 北緯35.496139度 東経134.227139度 / 35.496139; 134.227139座標: 北緯35度29分46.1秒 東経134度13分37.7秒 / 北緯35.496139度 東経134.227139度 / 35.496139; 134.227139
プロジェクト:GLAM
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鳥取民藝美術館(とっとりみんげいびじゅつかん)は、鳥取県鳥取市にある博物館日本朝鮮中国西欧の民藝品及び創設者吉田璋也がプロデュース・デザインした新作民藝品を主に展示している登録博物館である。公益財団法人鳥取民藝美術館が運営する。

歴史

1949年(昭和24年)、医師であり民藝運動家の吉田璋也により「鳥取民藝館」として開設され、翌年「鳥取民藝美術館」と改称した。鳥取民藝協会(日本民藝協会の支部)事務所も兼ねている。

施設・展示

この美術館を中心に土蔵風の一群の建物があり、民芸コーナーと呼ばれている。古民藝約3500点、新民藝約1500点を収蔵し、特に李朝陶磁、高麗茶碗や吉田璋也がプロデュースした新作民藝の蒐集に特徴がある。ここでは、「たくみ工芸店」で民藝品の購買、「たくみ割烹店」で民藝品を実際に使用した郷土料理や鳥取和牛の「すすぎ鍋」(吉田璋也が指導した料理・しゃぶしゃぶ)などの食事ができる。

美術館には、「童子地蔵堂」が併設されており、中には154体の地蔵が安置されている。この地蔵は子どもの墓としてつくられた地蔵で、無縁仏になり鳥取市内での寺に放棄されていたものである。また民藝美術館の別館として湖山池三津湖畔の二ツ山に「湖山池阿弥陀堂」がある。近年一般利用も可能になった。

2012年(平成24年)に建物が国の登録有形文化財に登録された[1]

基礎データ

  • 所在地 - 〒680-0831 鳥取県鳥取市栄町651
  • 開館時間 - 10:00~17:00
  • 休館日 - 水曜日(祝日の場合は開館して翌日が休館)、年末年始

交通アクセス

脚注

  1. ^ 国指定文化財等データベース”. kunishitei.bunka.go.jp. 2022年5月2日閲覧。

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