鰓裂(さいれつ、英: gill slit, branchial slit, gill cleft, branchial cleft) または 鰓孔(さいこう、えらあな、鰓穴)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
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鰓腔から体外へ呼吸水を出す孔。(脊椎動物全体では、脊椎動物胚の咽頭から外界に開通する裂孔。そのうち魚類では鰓裂に面した前後の壁に多数の鰓弁を生じ呼吸器官となる。)成魚では体外側及び咽頭に面する部位を区別して外鰓裂(外鰓孔)、内鰓裂(内鰓孔)という。鰓裂(咽頭裂)の数は動物により異なり、ヌタウナギ類では6-14対、ヤツメウナギ類では7対(真の眼を含めて名の由来となる)、軟骨魚類では6対、まれに8対、硬骨魚類では5対ある。(ちなみに、両生類と爬虫類も5対、鳥類・哺乳類では4対。有羊膜類では鰓は形成されず、咽頭囊は閉じる。)
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