鬼の岩屋古墳
鬼の岩屋古墳、鬼ノ岩屋古墳、鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)は、古墳の名称。巨石を使った古墳に対して名づけられることが多い。
- 鬼の窟古墳 (壱岐市) - 長崎県壱岐市(旧芦辺町)にある古墳。長崎県指定史跡。鬼の岩屋古墳とも表記。
- 高下古墳 - 長崎県雲仙市(旧国見町)にある古墳。長崎県指定史跡。鬼の岩屋古墳とも言う。
- 鬼のいわや古墳 - 熊本県熊本市北区(旧植木町)にある古墳。旧植木町指定史跡。
- 鬼の岩屋古墳 (熊本県八代市) - 熊本県八代市にある古墳。八代市指定史跡。
- 鬼ノ岩屋古墳 (別府市) - 大分県別府市にある古墳。国の史跡。鬼の岩屋古墳とも表記。
- 鬼の窟古墳 (西都市) - 宮崎県西都市の西都原古墳群中の古墳。西都原古墳群は国の特別史跡。西都原206号墳、鬼の岩屋古墳とも表記。
鬼の窟古墳(206号墳)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/26 00:43 UTC 版)
「西都原古墳群」の記事における「鬼の窟古墳(206号墳)」の解説
鬼の窟古墳(おにのいわやこふん)は西都原古墳群内で唯一、埋葬施設に横穴式石室を採用している古墳である。鬼が一夜で造りあげたとする伝説が残ることが名の由来となっている。石室入り口付近に生えていた楠により石室崩壊の危機にあったため、解体修復作業が行われ、その際同時に発掘調査が実施された。石室内の水を排出するための暗渠の存在や土塁が完全に古墳を一周していたこと、追葬が行われていたことなどが明らかとなった。古墳の周囲に土塁を巡らしているのは中華人民共和国・朝鮮半島ではよく見られるが、国内では石舞台古墳が類似するのみで、関係が注目される。 鬼の窟古墳石室
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