高齢者福祉への展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 07:41 UTC 版)
賛育会は1964年、東京都町田市に特別養護老人ホーム「清風園」を開設。1970年には長野県豊野町に「豊野清風園」を、1971年には東海病院構内に「東海清風園」を開設し、賛育会は活動の幅を高齢者福祉に広げることになった。齊藤實(元賛育会監事)はこのことについて、「『賛育会』の進むべき方向を社会福祉機関として明示した」とする。1973年の清林ハイツ(町田市)建設に際しては、平林たい子の相続人から多額の遺産の寄付があった。 1970年に現在の病棟(地上7階地下1階)を建設。1988年3月には「賛育会憲章」を制定、懸賞募集によって選ばれた賛育会のシンボルマークと賛育会の歌『愛の賛歌』『賛育会音頭』が披露された。1990年代には墨田区・中央区の複数の老人ホームの運営を受託し、医療面では病院が1990年代後半に地域周産期母子医療センターや緩和ケア病床をもつなどの発展をしつつ、現在に至っている。
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