高額介護サービス費用制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 17:37 UTC 版)
「介護保険(民間介護保険)」の記事における「高額介護サービス費用制度」の解説
介護保険を利用して支払った自己負担額1割の合計金額が一定金額を超えた場合に、超えた分のお金が還付されるという制度。健康保険における高額療養費制度と同様に、介護サービス利用者の費用負担を軽減してくれる制度です。但し、以下のように還付の対象外となる費用があります。 住宅改修費 福祉用具購入費 ショートステイを含む介護保険施設での食費・居住費など 上限となる一定金額は以下の3区分に分けられます。 生活保護を受給している方…上限額15,000円 世帯の全員が市区町村税を課税されていない方…24,600円 現役並み所得に相当する方がいる世帯の方…44,400円 介護サービスを利用すると支給要件を満たす方のところへ約3か月後に通知書と申請書が届きます。尚、高額介護サービス費用の支給申請は、2年以内のため期限を過ぎると時効となり還付されなくなります。
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