高雄市長選挙再出馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 19:18 UTC 版)
2020年6月6日の罷免投票で韓国瑜の解任が決定し、12日に失職が決定したことに伴う補選(投票日は8月15日)で其邁の出馬が決定し、行政院長蘇貞昌へ辞表を提出した。 民選選挙が施行されて初の直轄市長補欠選挙は、期間中に女性高雄市議だった国民党の公認候補が国立中山大学での論文瓢窃疑惑が取りざたされたことや、陳が行政院副院長としての新型コロナ防疫で政治家として目に見える実績を残したことから序盤から陳陣営優位に展開し、2020年3度目となる市内大型投票だったことから投票率は正規の市長選から大幅に落ち込み、6月の罷免投票とほぼ同じ40%台だった。そのような情勢で陳は2014年の選挙で陳菊が記録した68%を更新する同市歴代最高の70.03%の得票率を獲得、38行政区中35行政区を制し圧勝した。阿蓮区では陳の得票率が77.69%に達し、年初の総統選・立法委員選および6月の罷免投票で全市最高の投票率だった橋頭区は今回も市内最高の投票率49.06%で、陳の得票率も77.32%だった。選挙期間中にはGoogleで『韓國瑜 發言人』の検索結果に陳が表示されたり、投票日前にもかかわらず中国語版ウィキペディアの陳の記事が『第3代高雄市長』と書き換えられるなどの騒動があった。8月21日、24日の就任を控え市政府の新人事を発表。
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