高岩山の民話
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/17 00:25 UTC 版)
「高岩神社 (能代市)」の記事における「高岩山の民話」の解説
ある爺が高岩山に行く途中、道路に寝ている竜をマサカリで切ってしまった。切った竜をかますに詰めたら、七かますもあったという。そのとき突然風が吹き荒れて木の葉が舞い上がり、グミの木が生えている家まで飛んでいった。それからというもの、グミの木が生えている家で田植えをすると、良かった天気も急に悪くなり必ず雨になると言われている。今でも、その家で田植えをすると雨降りになるという。(秋田の昔話・民話・世話話) 高岩山の僧兵が逃走した時に、寺方の子女八人が身を投じた岩を稚児岩、その谷底を地獄谷と呼ぶ。荷上場郷土誌には、その場所は加護山銀絞方役所の北にある屏風形の巨岩で、高さ数十尋と書かれている。今もちご岩と呼んでいる(秋田の昔話・民話・世話話)。
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