高尿酸血症の治療目標
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 04:42 UTC 版)
高尿酸血症での治療では、予後に関係する肥満、高血圧、糖代謝異常、脂質代謝異常などの合併症もきたしやすい。高尿酸血症に関連する生活習慣を改善することが最も大切である。痛風関節炎を繰り返す症例や痛風結節を認める症例では薬物治療の適応となり、血清尿酸値を6.0 mg/dl以下に維持するのが望ましい。観察研究の結果から無症候性高尿酸血症への薬物療法の導入は血清尿酸値8.0 mg/dl以上を一応の目安とするが、介入研究によるリスク軽減のエビデンスは乏しいため適応は慎重にするべきである。
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