馬琴の子孫として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/14 07:28 UTC 版)
邦行は曲亭馬琴(滝沢興邦、のちに解)の玄孫にあたる。 馬琴は、長女の幸(さき)に婿の清右衛門を迎え、飯田町の旧宅に住まわせて滝沢家の分家とした。幸夫婦には子がなく、本家の興継(馬琴長男)・路夫妻の長女・次(つぎ)を養女とし、婿養子の弥兵衛を迎えた。しかし、次夫婦にも子がなかったため、本家より幸(さち、興継の次女)・吉之助夫妻の子・橘(きつ)を養女とした。この橘が邦行の母である。 本家も絶えたため、所蔵していた馬琴の遺稿や渡辺崋山の掛軸などの文化財は、散逸しないよう天理大学に保管を委託した。
※この「馬琴の子孫として」の解説は、「滝沢邦行」の解説の一部です。
「馬琴の子孫として」を含む「滝沢邦行」の記事については、「滝沢邦行」の概要を参照ください。
- 馬琴の子孫としてのページへのリンク