首席調査官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 00:37 UTC 版)
最高裁判所首席調査官は、最高裁調査官の職の一つ。根拠は最高裁判所首席調査官等に関する規則(昭和43年12月2日最高裁判所規則第8号)第1条。同規則は1968年12月2日付け官報で公布され、同日施行した。最高裁判所に一人置かれる(同条1項)。最高裁判所の裁判所調査官の中から、最高裁判所が命ずる(同条2項)。職務としては、最高裁判所の裁判所調査官の事務を総括する(同条3項)。首席調査官経験者は最高裁判所判事に任命される場合が多く、可部恒雄、三好達、北川弘治、上田豊三、今井功、近藤崇晴、千葉勝美と7代連続で任命された。このうち、三好達は1995年から1997年まで最高裁長官を務めた。
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