養子縁組の方式とは? わかりやすく解説

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養子縁組の方式

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 02:57 UTC 版)

養子縁組」の記事における「養子縁組の方式」の解説

養子縁組は、要式行為であり一定の方式によることが必要である。 普通養子縁組場合は、当事者合意に基づき戸籍法定めところにより行う届出が必要である(799条、739準用)。養子15歳上であれば実父母意思と関係なく縁組が可能であるが、15歳未満の者を養子とする縁組場合法定代理人による代諾により養子縁組承諾しうる(代諾縁組7971項)。ただし、法定代理人養子となる者の父母でその監護権者である者が他にあるときは、その同意も得なければならない7972項前段)。また、養子となる者の父母親権停止されている者があるときもその同意要する7972項後段。この規定平成23年6月3日法律61号により親権停止制度新設されたのに伴って追加された)。 特別養子縁組場合は、家庭裁判所の審判によらなければならない817条の2)。また、実父母との関係がなくなるため、原則として実父母同意が必要である。もっとも、病気などで実父母意思表示できないときや、虐待育児放棄など子の利益著しく害する場合は、実父母同意不要である(817条の6)。

※この「養子縁組の方式」の解説は、「養子縁組」の解説の一部です。
「養子縁組の方式」を含む「養子縁組」の記事については、「養子縁組」の概要を参照ください。

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