飲用に際して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 23:51 UTC 版)
海水を高温蒸発させるフラッシュ方式、常温加圧する逆浸透法ともに、造水したままの清水は飲用には適さない。造水された淡水は低温処理を施しただけなので、殺菌されているとはいえないため、飲用する場合は塩素消毒やオゾンによる高度浄水処理により殺菌する必要がある。 また海水から製造された淡水は、陸上の淡水と比べて溶け込んでいる物質の組成が大きく異なるため、ひどく不味いと言われる。このため、生産された淡水は、ミネラル分を添加、またはイオン交換樹脂を使って、一部のイオンを除去するなどして味を調整した後に給水される。
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