食品用防虫剤
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 10:17 UTC 版)
米、麦、豆などの穀類を害虫から守るための食品添加物として、防虫剤が用いられることがある。米穀を害虫から守るためには米びつ用防虫剤が市販されており、主に米櫃の蓋や壁面に付着させたり、吊り下げたり、中に入れたりして用いる。原料はワサビ、唐辛子、シソ、茶エキスなどの食品由来成分を用いており、米を食害するコクゾウムシなどの虫を忌避したり、また米のにおいを脱臭したりする効果がある。 それ以外、農作物の虫害を防ぐための食品用防虫剤は、主として農薬扱いであり、家庭用防虫剤には該当しない。
※この「食品用防虫剤」の解説は、「防虫剤」の解説の一部です。
「食品用防虫剤」を含む「防虫剤」の記事については、「防虫剤」の概要を参照ください。
- 食品用防虫剤のページへのリンク