飛雪の滝と浅里地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 07:22 UTC 版)
滝のある浅里地区は紀宝町の西部に位置する農林業地域であり、熊野川をはさんで和歌山県新宮市と向かい合っている。浅里はにほんの里100選に選定された地区であるが、1999年(平成11年)に小学校、2001年(平成13年)に中学校の分校が閉校し、1950年代から2009年(平成21年)までに人口が3分の1に減少するなど少子高齢化が進んでいる。さらに2011年(平成23年)9月に台風12号により集落は壊滅的な被害を受けた。 そこで地域住民は、地域活性化のために三反帆(さんだんぼ)と呼ばれる川舟の再生などの活動を2007年(平成19年)に開始し、2015年(平成27年)からは浅里区と紀宝町・三重県・三重大学の連携事業としてなれずしの生産を行っている。飛雪の滝は地域のシンボルと位置付けられており、「飛雪の滝百姓塾」・「飛雪の滝里山塾」のように地域団体名に「飛雪の滝」を名に冠し、地元産の米に「飛雪米」と名付けるなどしている。
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