飛行隊の運用状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/20 14:49 UTC 版)
1944(昭和19)年6月上旬、第8航空師団に編入された第25飛行団が沖縄北飛行場に展開、各飛行隊は7月1日頃展開を完了した。第25飛行団の編成と沖縄北飛行場への配備状況は以下の通りである。 飛行第3戦隊(キ48・九九式双発軽爆撃機)32機(うち宮古島に12機) 飛行第20戦隊(キ43・一式戦闘機)33機 飛行第67戦隊(キ51・九九式襲撃機)29機(うち徳之島16機) 第25飛行団は主に鹿児島~沖縄本島~石垣島間の船団護衛の任務に就き、沖縄へ輸送される部隊の輸送を支援した。また、6月29日の富山丸遭難を受け、第32軍に編入される第9師団と独立混成第15連隊は沖縄への移動に際して沖縄北飛行場・沖縄中飛行場への空路を使っている。第25飛行団は9月25日、フィリピン作戦との関連で台湾へ移動した。その後は飛行第23中隊(キ61・三式戦闘機)と海軍の双発爆撃機銀河が沖縄北飛行場に配備された。
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