ルビンシテイン, アントン:音楽の夜会、9つの小品
英語表記/番号 | 出版情報 | |
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ルビンシテイン, アントン:音楽の夜会、9つの小品 | Soirées Musicales, 9 morceaux Op.109 | 作曲年: 1884年 初版出版地/出版社: Jurgenson |
楽章・曲名 | 演奏時間 | 譜例![]() |
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1 | 前奏曲 イ短調 Prélude, a-moll | 4分30秒 | No Image |
2 | ワルツ ホ短調 Valse, e-moll | 4分30秒 | No Image |
3 | ノクターン ヘ長調 Nocturne, F-dur | 8分00秒 | No Image |
4 | スケルツォ ニ長調 Scherzo, D-dur | 8分30秒 | No Image |
5 | 即興曲 ト長調 Impromptu, G-dur | 6分30秒 | No Image |
6 | レヴリ・カプリス ト短調 Rêverie-Caprice, g-moll | 7分00秒 | No Image |
7 | バディナージュ Badinages | 12分30秒 | No Image |
8 | 主題変奏 ニ長調 Thême varié, D-dur | 9分00秒 | No Image |
9 | 練習曲 変ホ長調 Etude, Es-dur | 7分00秒 | No Image |
作品解説
1884年作。後期を代表するピアノ曲である。1時間を超える大作はピアノ曲だけで5点あり、そのうちの一つとなっている。Op番号にして121を数えるルビンシテインの作品は、約半数が20代で一気に書かれ、Op.100以降の後期作品はとりわけ密度の高い、厳しい風情の作品が並ぶ。Op.109の各曲はそれぞれ当時の著名なピアニストたちに捧げられ、その芸風を偲ばせる。中でもフランシス=プランテ(1839-1934)に捧げられた第7曲は9つのセクションからなるこの曲集の白眉である。出版はモスクワのユルゲンソン社から。
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