韓国市場向け
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/07 13:46 UTC 版)
キーボードにハングルの字母がプリントされており、ハングルキーでハングル入力に切り替えてハングルが入力できるようになっている。ハングル入力中はハングルキーにあるLEDが点灯する。 電源投入時のスプラッシュスクリーンがMSXのロゴからIQ-2000のロゴに変更されており、VRAM容量の表示も内蔵時計の日付と時刻に変更されている(CPC-300Eは内蔵時計が無いため表示がない)。その後、ハングル表示用の16ドットフォントで「MSX BASIC version 2.0 Copyright 1985 by Microsoft」「MSX 한글 version 3.00 Copyright 1986 by 대우」と表示され、さらに画面が切り替わってMSX-BASICが起動する。 MSX-BASICにはハングルを高解像度で表示するためのSCREEN 9が追加されている。このためVDPがV9948に変更されているという説があったが、実際はSCREEN 6のインターレス表示であり、使用されているVDPもV9938である。ハングルフォントは12×16ドットで、SCREEN 9のWIDTH 80で、横40文字表示させることが可能。このハングル表示は字母の組み合わせを直接グラフィック画面に描画する方式で、完成形のフォントセットは持っていない。
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