鞍馬 (空母)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/17 01:18 UTC 版)
鞍馬(くらま)は大日本帝国海軍が建造を予定していた、雲龍型航空母艦。艦名は京都府北部にある鞍馬山による[1]。海軍省達号で本艦の命名にかかるものは存在せず、本記事で標題とした艦名はあくまでも候補艦名の一つに過ぎない。他の候補名として開聞(かいもん)があった[2]。戦況の悪化により建造中止。
計画
1942年(昭和17年)策定の改⑤計画による雲龍型航空母艦の7番艦で、同計画による仮称艦名第5008号艦。
予定建造所は三菱長崎造船所。1943年11月に起工し、1945年12月の竣工を予定していたが[3]、1944年5月5日の建造線表の改訂により建造取りやめとなった[4]。
同型艦
- 雲龍 - 天城 [III] - 5002号艦 - 葛城 [II] - 笠置 [II] - 5005号艦 - 阿蘇 [II] - 生駒 [II] - 5008号艦(鞍馬 [II]または開聞) - 5009号艦 - 5010号艦 - 5011号艦 - 5012号艦 - 5013号艦 - 5014号艦 - 5015号艦
参考文献
- 片桐大自『聯合艦隊軍艦銘銘伝』(光人社、1993年) ISBN 4-7698-0386-9
- 雑誌「丸」編集部『写真 日本の軍艦 第3巻 空母I』(光人社、1989年) ISBN 4-7698-0453-9
- 世界の艦船 No. 129 『1968年5月特大号』(海人社、1968年)
- 戦史叢書 第88巻 『海軍軍戦備(2) -開戦以後-』(朝雲新聞社、1975年)
脚注
関連項目
- 大日本帝国海軍艦艇一覧
- 鞍馬 (巡洋戦艦) - 初代鞍馬
- くらま (護衛艦)
「鞍馬 (空母)」の例文・使い方・用例・文例
- 鞍馬は、力よりもバランス感覚が必要です。
- 片方の手を鞍馬においている間に体操選手が(脚をそろえて)脚で輪を作るように回転させる鞍馬で演じられる体操運動
- 体操選手が足をはさみの刃のように動かす際に鞍馬で演じられる体操運動
- 鞍馬の上で運動を行う時に体操選手が使用するハンドル
- 革で覆われた円筒体と中心付近に2つのアップ型ハンドル(鞍馬の取っ手)のある体操の馬
- 鞍馬という,男子体操競技の種目
- 御福蜈蚣という,京都の鞍馬寺の縁起物
- 庭石などに使用される,鞍馬石という岩石
- 鞍馬苔という植物
- 鞍馬寺という,京都にある鞍馬弘教の本山に参詣すること
- 京都の鞍馬山にはえる桜
- 鞍馬という,馬の背の形の円筒形の足のついた体操用具
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