非ケインズ的分析
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 07:03 UTC 版)
閉鎖経済下の一般均衡分析 新古典派 消費者の効用最大化問題からマーシャルの需要関数が、支出最小化問題からヒックスの補償需要関数が導かれる。これら個々の消費者の需要関数の和が総需要関数となる。 企業の利潤最大化問題から供給関数が導かれる。これら個々の企業の供給関数の和が総供給関数となる。長期的に供給関数は垂直となるので、需要ショックは意味を成さない。 新しい古典派 一般均衡マクロ動学モデルと呼ばれるラムゼイモデル等によってカリブレーションが行なわれている。これはソローモデルに効用最大化問題から導かれる消費関数といったミクロ的基礎を与えたものである。 開放経済下の一般均衡分析 為替レート決定理論の中でも購買力平価説、すなわちマネタリーアプローチは古典派的分析である。 経済成長理論 ソローモデルと呼ばれるソローによって唱えられた新古典派成長理論が通説となっている。これは国民所得恒等式に生産関数と差分の概念を取り入れたものである。
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