非キリスト教会としてのチャペル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/11 04:43 UTC 版)
「チャペル」の記事における「非キリスト教会としてのチャペル」の解説
多くの場合、チャペルは自教会を離れて滞在する寄留者のための礼拝施設(=ハコモノ)であり、教会(=教会員制組織)ではない。 チャペル専属の教職者をチャプレンという。日本のチャペルは(宗教法人としての)教会ではない場合が多いので、プロテスタントのチャプレンは、その資格があっても職務は牧師ではない。米軍基地のチャペルのような、複数の教派の聖職者が常駐するチャペルもある。また従軍聖職者が従軍先において洗礼の礼典を執行することもある。 日本の教会でないチャペルについて、教会の機能を満たしていない。具体的には、チャペルは結婚式、葬儀、ミサや礼拝を行い聖餐も執行されることがあるが、普通は洗礼が行われず、属する教会員を持たない。また、ミッションスクールなどの内部にある会堂を用いて、教会員を持つ教会とすることもあるが、その場合、その建物はチャペルという名称では一般になく、教会堂。専属教師はチャプレンではなく牧師である。
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