青鷹丸とは? わかりやすく解説

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青鷹丸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/01 14:44 UTC 版)

青鷹丸
東京海洋大学の練習船・青鷹丸
基本情報
船種 第3種船、漁船(練習M)[1]
船籍 東京[1]
所有者 東京海洋大学[1]
運用者 東京海洋大学[1]
建造所 三保造船所[2]
母港 東京港
船舶番号 130180[1]
信号符字 JMFG[3][1]
IMO番号 8701363[3]
MMSI番号 431431000[3][4]
経歴
竣工 1987年10月31日[5]
就航 1987年
退役 2021年10月
要目
総トン数 170トン[5]
長さ 35.50 m[5][1]
垂線間長 31.00 m[1]
7.00 m[5][1]
深さ 3.40 m[5][1]
機関方式 4サイクル中速ディーゼル機関[5]
主機関 1,050 PS X1基[5]
推進器 可変ピッチプロペラ 直径3.8 m、翼4枚[5]
航海速力 11.5ノット[5]
搭載人員 36名(職員6名、部員8名、教員2名、生徒20名)[5][1]
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青鷹丸(せいようまる)は、東京海洋大学が所有していた漁業実習船、練習船。同校の実習に使用されていた。

2021年に退役し、現在は汐路丸4世がその任務を引き継いでいる。

概要

210.86トンの先代の代船として三保造船所で建造され、1987年10月に竣工した[5]

本船はマグロはえ縄漁イカ釣り漁、トロール等の漁業実習、海技士になる為の実習、海洋観測実習や気象観測実習を行う[5]。東京湾、相模灘などの日本近海を行動範囲とする[5]

特徴

  • GPS航法装置、レーダー、潮流計、音響測定器、電子海図表示装置、気象観測装置を有している[1]
  • 海水を分析する装置、垂直方向の水温測定装置、係留ブイの敷設および回収装置、プランクトン採集装置、がある[5]

略歴

エピソード

  • 係留場所は東京都港区港南の同校の敷地内の桟橋。首都高より海側である。なお、首都高より陸側に帆船雲鷹丸が陸上保管されている。
  • 接岸時は、港の外に錨を降ろし、鎖を送り出しながら着岸する。出港時は錨を巻き取る事で港の外まで出る。船体に比較して小ぶりな港であるが、タグボートなどを使わずに離着岸している。

画像

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 第三部 青鷹丸航海調査報告 平成26年度(2014年度) 航海報告”. 東京海洋大学 (2014年). 2017年5月24日閲覧。
  2. ^ 東京水産大学漁業練習船青鷹丸”. 三保造船所 (1966年8月). 2017年5月24日閲覧。
  3. ^ a b c 下記MarineTraffic.comによる
  4. ^ 海上移動業務において使用される番号順の局の識別信号の表 有効期限:平成29年12月31日 ※8ページ”. 総務省. 2017年5月24日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 青鷹丸概要”. 東京海洋大学. 2017年5月24日閲覧。

外部リンク




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