雲南省南部での発見
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/28 08:46 UTC 版)
2005年、雲南省文物考古研究所の調査隊は雲南省南部の山地にある臨滄市滄源ワ族自治県勐省鎮の農克硝洞(標高1195メートル)で石器を発見した。これらの石器は旧石器時代早期のもので、元謀原人が170万年前に生息していた可能性が高くなった。だとすれば、農克硝洞で発見された石器は元謀原人と同じ年代に雲南省南部の山地で生息していた原人がつくった石器である可能性が高い。見つかった地層は昔より地元住民が「竜骨」という漢方薬として化石を発掘していた。 石器は花崗岩や玄武岩のスクレイパーや斧だった。石器の大きさはかねがね10センチ程度で、形状は藍田原人のものに似ている。
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