雪峯義存とは? わかりやすく解説

雪峰義存

(雪峯義存 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 23:43 UTC 版)

雪峰義存(せっぽう ぎぞん)は、中国末から五代十国時代禅僧真覚大師。俗姓は曾。泉州南安県の出身。




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雪峯義存

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/09 04:12 UTC 版)

典座」の記事における「雪峯義存」の解説

中国の僧雪峰義存若い頃徳山宣鑑のもとに参じようと渓流沿いに上っていると、上流から野菜切れ端流れてきたのを見て一筋野菜粗末にするとはろくな道場ではあるまい」と思い、山を下りかけた。そこに一人の僧がこれを追って下ってきたのを見て雪峰義存考え直し徳山宣鑑入門したという。この故事が「渓間に流を拾う」の禅語由来となった雪峰義存徳山宣鑑のもとで典座にあった時、毎晩人が寝静まる頃に火に鍋をかけてぐつぐつ煮ていると噂がたち、典座一人うまいもの食べているのではないか僧堂内で問題になった。そこで徳山がある夜一人で峰のもとを訪れると、噂の通り鍋が火にかけられていた。徳山はいきなり鍋のふたを開け中のものを食べてみると、とても食べられたものではない。峯は「皆が野菜切端粗末にするので流しに袋を受けて煮て食べております」と事情答えたのに徳山感心して僧堂の衆(大衆)に発表し以後ますます大衆峯に心服したという。

※この「雪峯義存」の解説は、「典座」の解説の一部です。
「雪峯義存」を含む「典座」の記事については、「典座」の概要を参照ください。

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