雪の全勝行進
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1954年1月場所は、いままで好成績を挙げていながら優勝できなかった鬱憤を存分に晴らすかのように、15戦全勝でついに悲願だった初の幕内最高優勝を果たした。大雪が降る中で行われた優勝パレードは「雪の全勝行進」と呼ばれ、全国から集まった相撲ファンが大喜びで吉葉山を見送っていた。その吉葉山ファン達の興奮ぶりは、昭和時代後期の貴ノ花利彰・千代の富士貢の幕内初優勝や、平成時代初期の「若貴フィーバー」に匹敵するものだったという。 吉葉山の土俵人生を襲った“6つの悲運”を乗り越え、場所後に横綱昇進が決定された。なお横綱土俵入りは、当時から継承者の少なかった不知火型を選択し、指導は高島部屋と同じ立浪一門の立浪が行った。
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