雪の吉野山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/14 17:49 UTC 版)
吉野山が現在のような桜のイメージで知られるようになったのは、平安時代後期あたりからと考えられている。それまでは、「春の訪れが遅く雪深い」イメージが強く、古今和歌集において、紀友則の「み吉野の山べにさける桜花雪かとのみぞあやまたれける」(春歌上)と詠まれているのが桜についての初見ではあるが、この頃はまだ、百人一首にも選出されている、坂上是則の「あさぼらけ有明の月とみるまでに吉野の里にふれる白雪」(冬歌)に代表される雪の歌が優勢であった。
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