隔離
【概要】 感染症の予防のためには感染源から遠ざけることが一つの方法である。感染源をもっている人まるごとを、接触の機会を減らすために特別な施設に収容すること。
【詳しく】 詳細がわからない時代や場所では考え得る。現行の感染症予防法で、"強制隔離"が必要なものは、強い伝染力と有効な治療薬や予防薬のないエボラ出血熱、ラッサ熱、マールブルグ病、クリミア・コンゴ出血熱、ペストに限定されている。必要に応じて入院命令のものはコレラ、細菌性赤痢、腸チフス、パラチフス、ポリオ、ジフテリアであり、O157などの腸管出血性大腸菌感染症は就業制限の処置となる。入院患者で他の患者と接触を遠ざけるという意味の隔離が行われるものとしては、MRSA感染症、水痘がある。
《参照》 感染予防
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