陰謀の江湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/14 14:59 UTC 版)
令狐冲の総帥就任式も無事に終了し、恒山派には令狐冲を慕う豪傑たちが入門した。そのころ嵩山・華山・恒山・衡山・泰山の五派を合併し、その頂点に立とうという嵩山派総帥左冷禅の野望が動き始めた。少林寺と武当派はその野望を挫くべく令狐冲に協力を申し出る。令狐冲は師父岳不群なら事をうまくまとめてくれるだろうと岳不群に従う姿勢をとる。だが岳不群もまた五派の頂点に立とうという野望を持っていた。二人の思惑の末に五岳はひとつにまとまることになり、その総帥を武術比べによって決めることになった。そして決闘の末、令狐冲は岳霊珊への想いを抑えきれずに重傷を負い、左冷禅を破った岳不群が五派の総帥となる。 五岳派合併の騒動が一段落したとき、令狐冲は任盈盈のために東方不敗を倒す手助けのため日月神教の本拠地へと赴く。東方不敗は「葵花宝典」を会得し令狐冲、任我行ら当代屈指の使い手四人がかりでさえ軽くあしらうほどの強さを誇った。盈盈の助けもありなんとか東方不敗を倒した後、任我行が再び教主の座に就く。そして任我行は武林制覇の野望を燃やすのだった。
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