阿須賀神社のテンダイウヤク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/22 09:55 UTC 版)
「阿須賀神社」の記事における「阿須賀神社のテンダイウヤク」の解説
テンダイウヤク(天台烏薬)はクスノキ科クロモジ属の常緑低木で、中国から薬用として伝来したといわれている。静岡県・三重県・和歌山県・大阪府・京都府・奈良県および九州地方の一部に野生化した品種の繁殖が確認されている。新宮市には徐福渡来伝説が伝えられ、徐福が求めた不老不死の妙薬がテンダイウヤクであるとされることから特に珍重される。特に蓬莱山は徐福がテンダイウヤクを採取した所であるとされ、神社境内にも植栽されている。テンダイウヤクは本来は低木であるが、阿須賀神社のものは樹高3メートルにおよぶ古木の株もあることから貴重なものである。市指定天然記念物(栽培・種分類群)として、1989年(平成元年)3月25日指定。
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