闇聴 (黙聴)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 07:26 UTC 版)
門前で聴牌し、立直をかけないことを闇聴 (ヤミテン) もしくは黙聴 (ダマテン) という。 (例) リーチをかける必要がないケース/東1局の東家 ドラ表示牌 タンピン三色ドラドラ赤赤で計8飜、親の倍満24000点が確定しており、他家に警戒されるリスクを冒してまでリーチを掛ける必要がない。したがってダマテンを選択している。場は東1局で、24000点を出あがりすれば相手はいきなり残り1000点になる。開局早々のチャンス手を確実にモノにしたければ、和了率が低下するリーチは控えてダマテンに構え、手堅く和了を狙うほうが戦略として優れている。 (例) 点棒状況を理由とするダマテン/南4局10巡目の西家 (南4局) 東家31000点 南家13500点 北家27500点 西家(自分)28000点 ドラ表示牌 タンピンドラ1の三面張で、普通の状況ではリーチをかけて満貫にする牌姿である。しかし局はオーラスでトップとの差は3000点、この状況では満貫や跳満は必要なく、ダマテンの3900点で逆転できる。したがって必要のないリーチは控えて和了率の高いダマテンを選択している。また、3着とは500点差であり、この状況でリーチ棒を出すと一時的にではあるが3着に落ちてしまい、そのまま流局して北家がテンパイしていた場合に3着で終わってしまうリスクが生じる。
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