関連する諸制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/08 14:17 UTC 版)
自由心証主義といっても、一定の合理的枠組みを持ち込むために、刑事訴訟法には裁判の適正を担保する諸制度が置かれている。 証拠能力の有無 - 違法な手続で収集された証拠には、証拠能力を認めることができない。 自白に関する補強法則 - すなわち、自白が唯一の証拠である場合には、有罪としてはならないという規定である(憲法38条3項、刑事訴訟法319条2項)(自由心証主義の例外)。 上訴制度 - 判決に理由を付さなかったり、理由に食い違いがある場合は、控訴理由になる(刑事訴訟法378条)。事実の誤認があった場合(同382条)も同様である。
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