関東神宮の郵便切手
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 13:44 UTC 版)
関東州における郵政事業を担当していた関東逓信局が1944年10月1日に「関東神宮鎮座記念」の記念切手2種(3銭と7銭)を発行している。デザインは共通で関東神宮の本殿と関東州の地図をあしらったものである。なお、この記念切手は戦時中最後に発行された記念切手であり、発売当初は入手は困難であったが、国民にはすでに趣味で切手を購入する余裕はなかった。また印刷は民間の共同印刷株式会社が担当したが、印刷技術も切手用紙の質も戦前のレベルよりも粗雑である。なお戦後昭和40年から昭和50年頃の切手ブームの際に多数の模刻品(偽物)が出回り現在もフリーマーケットアプリやインターネットオークション等で多数見かけるに至る。
※この「関東神宮の郵便切手」の解説は、「関東神宮」の解説の一部です。
「関東神宮の郵便切手」を含む「関東神宮」の記事については、「関東神宮」の概要を参照ください。
- 関東神宮の郵便切手のページへのリンク